[外為どっとコム] 米中通商戦争と欧州ストレステスト

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5日のドル・円相場は、東京市場では、87円65銭から88円01銭で推移、欧米市場で
は、米国市場が休場のため87円64銭から87円87銭で小動き、87円77銭で引けた。
今月7月は、欧州、米国、中国を巡り、重要なイベントが予定されている。
中国人民銀行による中国人民元の弾力化宣言の狙いは、対欧州では、ユーロ圏のソ
ブリン・リスクを受けたユーロ安・ドル高の影響を遮断すること、対米国では、G-20
サミットでの中国人民元切り上げ圧力を回避することだと思われる。
米国財務省は、今月上旬に発表する「為替政策報告書」で、中国による人民元弾力
化にも関わらず、中国を為替操作国と認定する可能性を示唆している。米国議会で
は、11月の中間選挙に向けて、「中国制裁法」を制定する可能性が高まっている。
中国政府は、2012年に開催される第18回中国共産党大会に向けて景気のピークを持
っていくことを目論んでいるため、中国人民元の切り上げは漸進的に進めていく、す
なわち、年間約2-3%程度の人民元高に留めていくことが予想される。中国人民元の
弾力化は、ユーロ圏のソブリン・リスクを受けたユーロ安への対策として実施されて
おり、ユーロ安・ド高、すなわち、人民元高への波及を阻止することにある。
欧州の金融機関のストレステスト(健全性審査)の結果は、23日に発表される予定だ
が、21日にはトリシェ欧州中銀総裁と大手欧州金融機関との事前協議が予定されてい
る。ストレステストの目的は、欧州の金融機関に対する市場の疑心暗鬼を払拭するこ
とにあるが、ソブリン債に関しては、一律3%の債務減免が想定されている、と報じ
られている。
ギリシャ国債は、債務再編(50%?)か、債務不履行(100%?)などの最悪のシナリオ
が払拭できない状況なのだが、ピッグス(PIGS:ポルトガル、アイルランド、ギリシ
ャ、スペイン)のソブリン・リスクを3%に想定するストレステスト(健全性審査)の健
全性は、市場の審査に耐えうるのだろうか。

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